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2011年8月20日から10月2日まで中之条町にて開催される中之条「ビエンナーレ」。第3回開催に向けてスタッフ、ボランティアスタッフ、そして作家の皆さんが本当に文字通り日夜前進しています。

それぞれ多忙な毎日の中、時には休憩の時間を利用したり、深夜に集まったりと作業の日々がつづきます。そんなスタッフを支えているのは情熱はもちろんですが、展示会場になっている「町」そのもののあたたかさ。ぶらりとつむじの「横丁」に訪れてもらえばすぐに体験できるこの町の「あたたかく前向きな姿勢」は、アートだけに留まらず、明日を楽しむ為の素敵なお土産を持たせてくれます。

寒い冬をじっくりとあたためて「うまれてくるこれから」は、春をゆるりと抜け、暑い夏の日差しを受ける頃に、素敵な笑顔で皆さんとお会いできる事でしょう。

工藤桂トリオtsumujiホールライブ

羽織った雨よけのコートがだんだん季節に追いつくような...なじむような...そんな感じの雨の一日。
先日ご紹介したハロウィンのランタンに変身する前のカボチャ君達が乗った丸いテーブルを囲んで、皆それぞれの時間を過ごしている「つむじホール」。雨のつむじといえばここですね。

子供達が楽しそうにゲームをしていたり、展示されている作品を見ながらお手製のお弁当や、おいしさ満載の横丁の食事(横丁の皆さんのご好意でこちらまで夫々のスタッフさんが出前してくれます!)を楽しんだり、のんびり昼寝をしてみたり。とっても自由な屋内スペースです。見上げるとまんまるお屋根のつむじが見られます。

今日はここに心地よい音楽が広がっていました。今日演奏してくれていたのは「工藤 桂 トリオ」の皆さん。パーカッション、アコーディオン、ギターそして歌声。皆と同じように丸いテーブルを囲んで素敵な音をプレゼントしてくれました。

カラスばりで天井の高い屋内ホールは残響がかなりあります。ですから大音量の演奏よりも、こういったアコースティックのライブ演奏にはぴったりなのです。こういったライブは横丁の皆さんや、地元アーティストの皆さんの協力のもと不定期で行われていますので、是非雨のつむじにも訪れてみてくださいね

※ つむじホールのについてのお問い合せはメールにてお問い合わせになるか、tsumuji Cafe'またはtsumuji Shopのスタッフまでお気軽にお尋ねください。

-----工藤桂トリオ-----
工藤 桂:歌 ギター トシバウロン:バウロン
熊坂 るつ子:アコーディオン

工藤 桂[くどう けい]
1983年生まれ。中原中也と親交の深かった詩人高森文夫を祖父にもち、幼い頃から詩の世界と深く振動する。都内ライブハウス、ジャズバーや音楽イベント等にも精力的に参加。